1月の新年気分も冷めやらぬオフィス。
久々のひとり作業もノッてきた夕方、ふいに三軒茶屋のマダムからドタ誘いの連絡を受けた。
縁あって仲良くしてくれて、時折三軒茶屋の地元飲み会に誘ってくれるアクティブなマダム。
なんと最近彼女の息子さんが居酒屋をオープンさせたそうだ。
そこでマダムの友人、マダムと私の共通の友人を含めた数人で突如飲み会をする事になったらしい。
あかんぼ
三軒茶屋駅北口から徒歩で間もない太子堂商店街入り口
・・のはす向かいのこぢんまりした店構え。
私は宴の始まりから1時間余り遅れて到着。
既にマダムや友人たちはひととおり料理を堪能していた。
カウンター、テーブル含め10人あまりの席。
小ぢんまりしてアットホームだ。
店内どのスペースにいても、手を動かす店長にすぐに話しかける事ができる距離。
おばんざい少量ずつを何種類もいただけるのが良い!
おばんざい1品はだいたい500円前後。
からあげ、衣までしっかり風味があっておいしい!!
冷えた体に染み渡るお湯割りでいただいた。
家庭のような味でほっとする。
ユニークな店名の由来
多数のおばんざいメニューを取り揃えている事が大きな魅力だと思うのだが、
料理、接客、会計すべてを店長1人が切り盛りしているのが本当に凄い・・。
繁忙期は手伝いに入ってくれる人がいるそうなのだが。
忙しくカウンターで立ち働く息子さんの代わりに、マダムに店名「あかんぼ」の由来を尋ねてみた。
由来はいくつかあり、
①まだまだ赤ん坊~という謙虚な気持ちを持って、いつまでも初心を忘れずお客さんをおもてなししていこうという願い。
②お母さんに甘える赤ん坊のように思い思いにおばんざいを作ってもらい、食べてくつろげる空間にしていきたいという意味。
③店名をネット検索した時にまっさきにヒットする名前をつけたかったから!(確かに重要)
・・などなどの意味がこめられている。
なるほどね!
おつまみガチャポン
壁際には何やら興味深いものが。
500円入れてガチャポンを引くと、メニュー名が書かれた紙が入ったカプセルが出てくる。
それをオーダーできるという楽しい仕組みだ。
早速マダムが引いてみると、すでに食べたことのある小松菜のお浸しだったので
同じ500円相当の別のおかずにチェンジさせてもらった。
角煮、濃厚な甘さでおいしい~!
私は普段、できたらいろいろな味のおかずを少量ずついただくのが好きだ。
だけど一人暮らしでは多種類の食材をそろえて品数多く料理すると消費が追い付かず、腐らせてしまう可能性が高いので中々普段の生活では叶いにくい。特に野菜。
(何より手間が面倒くさい・・)
こういうお店に出かけて行って思い思いにおばんざいをチョイスしてくつろげたら、どんなによいだろう。
新橋にから時々ここに足を運ぼうかなと思う。