この日も新橋を定時で上がって、都営浅草線で八丁堀へ。
八丁堀で下車するなんて、たぶん人生で初めてだろう。
ここはこの日落ち合う相手の通勤経路に当たるのだ。
彼女はカフェマスターの先輩。
さる楽しい計画について話しながらお食事するために待ち合わせしたのだった。
先輩は今回もカフェマスターの名に恥じない(笑)本当に素敵なカフェを見つけてくれたので、本当に楽しい時間になった。
TRUNK Cafe(トランクカフェ)
この日はしとしと雨が降っていたのだが、そのせいか店先は人がをほぼ見かけなかった。
正確には、奥のカウンターにマスターと、お義母さん&小さな女の子2人連れのお客がいるのみ。
ところで・・すごくおしゃれなインテリアだ。
ディテールが所々エキゾチックに凝っていて、世界各国の食材でオリジナルの創作料理を作っているこのカフェの世界観をよく表している。
オーナーは世界各国をめぐってこういう物を手に入れたのだろうか。
もう、私も先輩もしばし写真撮影に明け暮れた。(ちょっと恥ずかしいw)
お食事注文、なんと前菜はオーダーメイドで。
メニューはボリュームが多くて飲み物、料理とも選ぶのに時間がかかった。
ここの店長は、30歳前後と思われる、塩顔で笑顔が素敵なイケメンさんだった。
先輩いわく坂上健太郎似!
この店長におすすめを聞きつつやっとこさオーダーを決めた。
「前菜の盛り合わせ・・いろいろな国の前菜をシェフおまかせで盛り合わせに」
という文章が目に留まった。
料金は「Ask」と書かれている。
店長によると好き好きに予算や好きな食材、嫌いな食材や量のリクエストをすると
リクエストを汲んで前菜盛り合わせを作ってくれるのだという。
これは新しい!
私たちはお願いする事にした。
ちなみに予算は1,500円程度から。
店長と会話する中で、例えば私はレバーが好きだという事、パクチーは好きだが主食にするほどではない(笑)事や2人分1,500円で作ってほしい事を伝えた。
また他にオーダーする料理と内容が被らないようにしてくれるという。
運ばれてきたオーダー前菜がこちら。
記憶が追い付く限り説明すると、(位置は時計針の角度で)
- 11時→バゲットのレバーペースト乗せ
- 1時→魚醤で炒めたひき肉料理。上にはパクチー
- 3時→細切り人参
- 4時中央ココット→こう見えてマサラ風味に味付けされた大根だったような。うろ覚え。
- 6時→バゲットの珍しいチーズ乗せ
- 8時→揚げ肉団子
- 9時→クスクス和え(確か)
- 10時中央ココット→ピクルス
どれも文句なしにおいしい。
量がほんの一口大で少し惜しさを感じる位なのが、なおさら良いのかも。
塩味が効いたゆで汁もおいしいのでバゲットを追加で頼んでしみこませて大事にいただいた。
濃厚な赤ワインソース。口の中でほろほろとほどけて溶ける肉の繊維質。
味も食感も濃厚なので、量が少なめなのは大正解。
デザートは2品頼んで先輩と半分こしていただいた。
ここはインテリアからメニューのレパートリー、料理のクオリティ、あと接客。
すべてに店長さんの、夢見心地の時間を提供する事への追及がふつふつと感じられる。
素敵でこまやかな気遣いや料理へのこだわり工夫があふれる店長さん。
カフェやレストエランのサービスを受けてこんなにわくわくする事が他にもあっただろうか。
ここでまた食事をするためだけに、また八丁堀に行きたい!
そうそう。
ここで先輩と話し合った「楽しい計画」のことについては
後日別の記事で書いていきます。
お楽しみに。うふふ。