いよいよパリを発つ日。
早いものだが、夜の飛行機での出発なので、午前中はお土産ショッピングとサンマルタン運河の観光、昼から午後にかけて友人との費用の精算、お別れ前のおしゃべりに時間を使う事にした。
サンマルタン運河
意外と近くにサンマルタン運河(Canal Saint-Martin)がある事がわかったので、買い物がてら足を延ばしてみた。
が、道を間違えてしまい予想外に時間がかかってしまった。
最終的に、行った証拠を残すがごとく写真だけ撮ってダッシュで帰った。
本人は旅情なし(笑)。
なおここが舞台になった映画「北ホテル(Hotel du Nord)」。
いまだに私は視聴できていない。。
ふいにパリの空気感が恋しくなった時に見るか。
オペラ座のバス停行列で署名スリに遭遇!
行きと同じく空港へはオペラ座のバス停からロワシーバスで向かった。
ロワシーバスの帰りの切符は地下鉄駅の窓口で買えると旅行本で知って、いざ英語でトライ。
だが私の英語の発音の悪さか、窓口のお姉さんが英語が苦手だったか、ロワシーバスをお姉さんが知らなかったか(全部な気がする)、予想外に要望を伝えるのが難航。
親切なマダムに通訳に入ってもらってやっと買えた。
見送りの友人と待ち合わせしてさよならとお礼を言ってオペラ座のロワシーバスバス停の列に並んでいた所、ふいに十代くらいの女性数人に声をかけられ、署名リストのような紙がはさまれたバインダーを差し出された。
私はピンときた。
「観光客を狙って署名集めを装うスリがいる」という予備知識がたまたまあったからだ。
案の定、係員のマダムが大声で追っ払ってくれた。メルシー。
最後までほんと気が抜けない。
警戒感のない人だと思うのだが、盗まれる人は何回も被害に遭うという。
なので日本と同じ感覚で何気なくカフェでテーブルにスマホを置きっぱなしにするのは現金だ。
今回私は紐をスマホケースに通して首から下げていた。
(それでも紐を引っ張られて奪われたりするって・・)
ドーハの空港ラウンジで夜を明かす
パリからの飛行機は深夜発を予定していたが、アルルに行った日にエクスペディアからメールが来てその便が欠航になった事が伝えられた。
それでもっと早い時間の便に振り替えられた。
その影響で、深夜にドーハについてから数時間トランジットのタイムラグが出てしまった。
慣れないドーハの空港、女一人深夜にどこで過ごす?
しかし、よかった~~。
元々は行きも帰りも、トランジットの時間があまり多くなかったのでプライオリティパスの出番はあまりないかなと思っていたが、こういう不測の事態の備えになった。
大したアクシデントもなく、本当にフォトジェニックで満足できる旅をできてよかった。
パリの友人、業務を引き継いでくれた職場の同僚、いろいろな人に感謝。
あと、ヨーロッパの旅はだんぜん6月がベストという事も発見できた貴重な旅だった。
これにてフランス旅行の行程記事は終わり。
旅の際の役立ち情報を思いついたら随時追加でアップしていきます。