オペラ座観光の後でカフェでお茶したり移動したりしている間にすっかり遅くなってしまいエッフェル塔についた頃には夜20時台になっていた。
が、6月のフランスはとても日が長く、まったく暗くなる気配はない。
暗くなると観光客の私にはとても地下鉄なんて怖くて使えないので、ラッキーな時期にきたものだ。
エッフェル塔(La tour Eiffel)
チケット購入に失敗したらしい
さて、登るにあたってチケットを買わなければならない。
4つある塔の足のふもとにチケット売り場があり、やたらと長い行列ができていた。
私たちはその中でも比較的行列の少ない売り場に並んで適当にチケットを買った。
これが悲劇の元(?)だとも知らずに。
チケットを買うと空港のような手荷物検査&身体検査に誘導された。
検査を受けながらセキュリティのおばさまに、さっき蚤の市で買った食器一式が入った手提げをさして
「コレを持って登るの?」
と聞かれた。
ウイ、と答えるといかにも物好きねぇ~ という顔をしていた。はて。
そして通された通路。
そこは登っても登っても螺旋階段。
無心に足をすすめながら私は(おそらく同時に友人も)、浮かんだ疑念を口にしたくなくてしばらくそのまま登り続けた。
所要時間はいちいち計っていない。
塔の真ん中の階までえんえんと螺旋階段の嵐。
いつまでも階段上り続けているけど、エレベーターじゃないの??
そう・・。チケットには種類があって
塔の真ん中の高さ(2階という言い方をする)までいっきにリフト(エレベーター)で登るパターン、
リフトと階段を併用するパターン、
2階まで全部階段で登るパターンのに分かれていたのだ。
私たちが買ったのは、2階まで全部階段で登るパターンのチケットだった。
そりゃ売り場が混んでいなかったワケだ。
↓エッフェル塔の営業時間&料金はこちらで確認できます
自力で登り切った私たちは、自分へのご褒美に買ったアイスを味わった。
こんなにおいしいアイス、中々ない(笑)
その後は最上階(てっぺん)までエレベーターで昇りパリ市内を見回してから、
オニオンスープの夕食。
事前知識の通り、この日のパリは22時台くらいでようやく暗くなった。
翌日からは2人でアビニョン小旅行。