新橋OL「ときどき旅」日記

新橋OL、ときどき旅。唐突に人生論。日々の脳内整理と人生メモを兼ねて綴ります。

【トルコ旅行201809】イスタンブール お土産にキリムの買い物~ 地下宮殿 5日目(最終日)



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いよいよ早くも最終日。
 
この日は日中イスタンブール観光と買い物を済ませて夜にアタチュルク空港に移動、深夜1時台発の飛行機で成田に向かう。
 
イスタンブールであらかじめ観光の候補に挙げていたのは、地下宮殿とブルーモスク。
あともう1つ、私は今回自宅用にトルコランプをグランバザールで買うという目標があった。
 

絨毯商人との予想外の出会い お土産にキリムの買い物

海ちゃんと私は、午前中はスルタンアフメット駅周辺で朝食を買って食べ、一度行ってみたかった地下宮殿を観光する事にした。
 
さまよっているとパン屋を見つけたので、そこで朝食にサンドウィッチを見繕うことにした。
レジへとづづくショーケースの前には行列ができていたのでそこに並んでどのサンドウィッチにしようかと2人であれこれ悩んでいると、ふいに後ろから流ちょうな日本語で話しかけられた。
振り向くと私たちの後ろに並んでいた細見でシャープな印象の男性がいた。
彼はその店には何度も来た事があるらしく、日本語でおすすめのサンドウィッチ、教えてくれた。
 
朝食を買って店を出るときに彼とお話した。
彼の父親は、トルコ絨毯や雑貨を扱う会社を営んでいて自分もその家業を手伝っているのだそう。(次男)
日本に何年も仕事で滞在した事があり、横浜中華街のあるビルの一角で輸入雑貨屋を経営していたが、本国の家業が忙しくなったため呼び戻されて今はトルコにいるそうだ。
横浜中華街のそのビルはちょうど海ちゃんが勤める会社と取引があった事もあり、私たちは大いに話が盛り上がった。
 
自然な流れで彼の会社の事務所に招かれ、朝食とチャイをご一緒しながらいろいろな世間話をした。
この日の当初のプランから突然成り行きは変わったものの、海ちゃんも私もそれを楽しんで見守る事にした。
 

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↑ショップカード。店先の写真は撮り損ねてしまった・・。
 
彼のお父様とお兄様、彼、そしてここで見かける従業員の人達は色々なトルコ雑貨の仕入れ、卸を営みながらも観光客への販売を行っていて、おそらく人脈の伝手で紹介された日本人旅行者のお客様がたくさんいる様だ。
私たちと仲良くなった彼は、キリム絨毯のデザイン企画も手掛けているという。
 
キリム・・
トルコの伝統的なウールの織物。ただし平織でパイル絨毯のような厚みはない。
畳みやすく持ち運びしやすい。
農村地帯(?)の若い女性が手編みする事が多く、彼女たちの喜怒哀楽やメッセージ、願望が紋様で表現されていたりする。
 
私たちも沢山のキリムを見せてもらい、気長な交渉の末1人1枚ずつキリムを購入した。
 

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私が購入したのは、玄関マットサイズのこちら。
彼自らがデザインを手がけた、モダンで華やかなチューリップ柄のキリム。
お気に入りなので大事に使おう。
予算が許すのであれば、リビングでの中心を埋め尽くす1.51メートル四方のものも欲しかったなあ。。
 
トルコの伝統的な絨毯は幾何学的な紋様が織り込まれている事が多いが、ただ綺麗なだけでなくチューリップ、オオカミ、女性の立ち姿等、紋様にはすべて意味が込められているそう。
船⇒自立や旅立ち、オオカミ⇒強い気持ち という風にモチーフ1つ1つにもメッセージがこめられている。
それらを読み解きながら絨毯を見ていくのも面白い。 
 
ちなみに絨毯屋には価格表はなく、絨毯商人の言い値を聞いてかならず時間をかけながら価格交渉して買うのが一般的なスタイル。
本当に自分が欲しいと思うものが、納得できる値段で手に入る場合にだけ買えばOKです。
 

地下宮殿 -  Basilica Cistern -

東ローマ帝国時代に貯水池として利用されていた、深さ10mはありそうな不気味な地下空間で一部が観光スポットとして開放されている。入場料は20TL
 

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全体的に壁や柱はじめじめしていてかび臭い。
今でもほんの数~十数センチ位、底には水が溜まっている。
 
建設時にはどこかの既存の建物の大理石の柱などを石材として再利用したため
よく見ると柱1つ1つの細工や形が異なっている。

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 有名なメデューサの顔。再利用された石材に元々施されていた彫刻だ。
 
ちなみにさっきまでお邪魔していた絨毯屋の事務所ビルをはじめ、この地下宮殿の上には普通に道路や建物が建っている。
耐震性や地盤は大丈夫なのだろうか。
地下宮殿の天井から地上までは、あまり深さがない気がするのだが・・。
 
 
つづく。
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