4月下旬、初の旬行事が実現した。
会社の仕事でお世話になっている会社の社長(群馬在住)が所有している
竹林へ、会社メンバー計5人でタケノコ狩りへ。
千葉からメンバーの一人の車で埼玉県を縦断して約2時間。
昼過ぎに集合して早々と竹林へ向かった。
その社長が以前から竹林を所有している事を知っていたので、私は仕事で会った際に
「そろそろタケノコの時期ですね!駆除に困っていませんか~」
と声をかけ、晴れて実現したのだった。
タケノコが大好物の私。
スーパーで出回っているのは、一番安い時期で1個まるごと800円程度。
はっきり言って高すぎる。
それも皮をむいたら可食部は半分くらいしかないのに。
でも何しろ旬物なので、もっと安くならないか様子を見ているうちにシーズンが終わってしまいかねないので、毎年食べずにいられない私はたまに意を決して購入する。
身近にタケノコが採れる環境にある人には信じられない事かもしれない。
竹は異様なほど成長が早く、タケノコが一度成長してしまうと竹が増えて収集がつかなくなってしまう。
なのでタケノコの季節になったら速やかに駆除してしまうのが所有者にとっても都合が良い(よね?)
このタケノコ狩りがみんなにとってwinwinな行事であるといいな!
なおここに生えているのは孟宗竹、真竹だそう。
竹林で目を凝らして足元を探していると、見つけた見つけた!
タケノコ収穫にはコツがある事を知った。
タケノコ本体をすぱっと切り取ろうと焦ってしまうと、先っぽの方しか収穫できない。
どうせなら根元までめいっぱい刈り取りたいので、根気よく慎重に、タケノコから10~20センチ離れた地面を鍬で叩いていくのが正解だ。
タケノコは横に張り巡らされた複雑な根っこのネットワークに支えられて周囲の竹とつながっている。
周囲の地面を叩く事で、根っこがつながっているネットワークを切断してタケノコ本体を丸ごと採りやすくしていくのだ。
こうやって見てみると、スーパーで売っているタケノコはどれもきれいに根元から刈り取られていてプロの収穫の仕事なんだな~としみじみ気づく。
収穫は1時間ちょっとで終わった。
なおここでは、今年は数年に一度ある不作だという。
ほかの年は軽トラ1台分位(!)採れることもあるのだとか!
でも達成感があって楽しかった。
なお社長のお家では、自家用に畑での野菜栽培もしていて
畑に埋まっていたウド+生えていたタラの芽を収穫させてもらった。
山の恵み、ありがとうございます♪
ウドのてんぷらをごちそうになった。
こんなに甘くておいしいものだとは知らなかった!