いきなりだが月経、生理の時の処置クッズとして長年私が使用している月経カップの事について書いてみようと思う。
この手の記事は男性には敬遠されるのかもしれないが、個人的には男性にも興味を持って、生理の事を知ってもらえたらいいな~という願いも含めつつ。
女性の月経の時の処置方法としてまず浮かぶのは、ナプキン、タンポンだろう。
ここ10年くらいは、肌がデリケートで合成繊維のナプキンではかぶれてしまう人のためによりやさしくナチュラルな布ナプキンが定着しつつあったりで、それぞれ体の事情に合わせて選択肢が広がっているのは、とても良い事だと思う。
そんな中私自身は、ここ10年ほど月経カップを使っている。
ご存知だろうか??
今でこそネットでちらほら月経カップについての記事を見たりネット通販で見かけるようになったものの、使い始めたころは日本ではほとんど知名度がなく、特殊なアダルト通販サイトなどでしか取り扱いがなかった記憶がある。
この月経カップ、私的には非常~~~に便利で快適なので、ぜひこの記事でその事を書いていこうと思う。
月経カップの仕組み
元々欧米ではよく使われている生理用品で、メーカーによって多少形や素材が異なるが、ひとことで言ってやわらかいゴムやシリコン製のカップ状の製品。
これを膣の中に入れておいて流れてくる経血の流れをキャッチする。
ナプキンやタンポンは経血を吸い込ませるに対して、月経カップは「溜める」タイプの生理用品だ。
そしてその日の経血量にもよるが、4~12時間以内にカップを取り出し中の経血をトイレに流し、水ですすいでまた膣に装着する。
使い捨てでないので1個のカップを壊れたりしない限り半永久的に使えるのだ。
私の月経カップ歴
①ディーバカップ 5年くらい
当時、内田春菊の漫画「私達は繁殖している」で作者がこれを使用した事が書かれていて衝撃を受けた。
たまった経血を見て量や体調を把握できる、洗って繰り返し使えるし、何よりうまく使えば下着を汚さず、最大12時間入れっぱなしてOK。
いいことづくめじゃないか~~。という事で。
早速取り扱いのあった個人輸入代行サイトで購入。3,000円くらい。
↑今回は写真でなくイラストで失礼します。
その他の月経カップもおおよそこういう形状です。
こちらは医療用シリコンでできているので、ゴムアレルギーの人にもおすすめだ。
カップのお尻に1センチくらいの尻尾(ステム)がついている。
体から取り出すときにこのステムを引っ張るとスムーズに出すことができるが、
人によってはこれが長すぎて膣の中に当たって痛い場合もあるので、ハサミで好きな長さに切ったほうが良い。
サイズ展開が2種類あった。選び方の目安は以下の通り。
小・・30歳未満or出産未経験
大・・30歳以上or経産婦
私は小を使っていたが、日本人の体格なら多くは30歳以上の人でも小でいいのではないかと個人的には思った。
- ジャンル: 医薬品・コンタクト・介護 > 衛生日用品 > 生理用品 > その他
- ショップ: アメリカーナ Americana
- 価格: 5,400円
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何年も使っていればさすがに劣化する。最後は突然壊れてしまい慌てて次のムーンカップを買った。
②ムーンカップ 3~4年
こちらはゴム製。確かイギリスの製品で長年使用されてきた歴史がある。
こちらも個人輸入代行サイトで購入。
使い方はディーバカップと全く変わらない。
③ナチュラルカップ(今)2年くらい
ネットで探してみると、このころには楽天市場で扱われているものが見つかったので購入。
医療用シリコン製。2,680円
今は楽天では取り扱いはないみたい。
2サイズ展開の内、今回はラージサイズ(Size 2)を選んでみた。
具体的な使い方、お手入れ方法は次回に続く。