前回。いよいよフェリーでマカオから香港へ入境↓
乗船から約1時間。
香港島の上環にあるターミナルに到着した。
香港島は言ってみればビジネス中心街。
近未来的なビルが所狭しとわんさか並ぶよく知られた光景が香港島側だ。
一方で古き良き露店が並ぶおもしろい風景も残っていてそれなりに観光地としても楽しそうだが、私たちのホテルがあるのは大陸側なので、そこへは地下鉄で向かった。
フェリーターミナルに隣接しているのは上環駅。
上環
なお昼過ぎなので、近くで飲茶してから地下鉄に乗ろうと思い、
スーツケースを引いて中環(セントラル)にある有名な飲茶の店に歩いて行ってみた。
陸羽茶室
が、どういうわけか店内に入ってみると、客が一人もいない。
奥から人が出てきて、なぜか追い出されてしまった。
後から考えると(ガイドブックにそんな記載はなかったが)営業時間外だったようだ。
残念。
ここは翌日私一人で飲茶を堪能したので、別途記事に書くつもりだ。
香港の地下鉄でホテルまで移動
さて、私たちが予約したホテルは大陸側で一番にぎわっている尖沙咀(チムサーチョイ)付近の佐敦(ジョーダン)駅のすぐ近く。
香港の駅名には英語名がついている事がままある。
太子(プリンスエドワード)駅とかね。
ここで行先の駅のボタンを押すと金額が表示される。
ここ中環(セントラル)駅から佐敦(ジョーダン)駅までは11香港ドル(約180~190円)。
なんとたった3駅なので、所要時間は10分くらい。
香港の観光スポット巡りの主な移動には地下鉄が便利なのでおすすめだ。
後日、私たちは離接する中国 深圳へも地下鉄で行った。
なお私たちは今回使わなかったが、香港ではICカード「オクトパス(八達通)」があり便利だそうなので
数日間滞在する人にはおすすめ。
Largos Hotel, 九龍
香港滞在中は連日ここに宿泊した。
香港の人口密度の高さと旅行者の多さ?ゆえか、部屋が狭いのは仕方ない。
日によって微妙に宿泊料金は違うが、ダブルルーム1泊平均1万円弱。朝食無し。
なお・・5月1日のみなぜか43,091円
5月1日は中華人民共和国では労働者の日(メーデー)のためか
どこのホテルを見てもこの日1日だけ、宿泊料金が前後の日の約4倍。
後から言ってもしょうがないのだが、元々シンガポール、香港をめぐるプランでは
5月1日の夜はシンガポール~香港の飛行機移動だったのでその分の宿泊料金は浮く予定だったのだけれど・・。
つらい。でも仕方ない。
早々、マカオ、香港では常識になっているのかもしれないのだが、今回ホテルにチェックインするたびに宿泊費と別にデポジット金の受け渡しがあった。
おそらく最終日にチェックアウトせず(冷蔵庫飲み物などのオプション精算もせず)無断で宿泊客がいなくなってしまう事を避けるためだろう。
このホテルでは500香港ドルを預けた。
500香港ドルはそこそこな大金。
できるだけ最低限の現金だけを日本円から両替してかしこく旅したい私たちにとって、両替したての500香港ドルを最終日まで預けるのは辛かった。
その分手持ちの現地通貨が減って後から追加で両替は必要になったし、最終日ホテルをチェックアウトして500ドルが戻っても、帰国までにそんな大金を使う用途はあまりなさそうだから。
続く。