顔面蒼白 上海で狂った歯車
昼過ぎの上海時間で12時台、ほぼ予定通り飛行機は浦東空港に着陸。
私たちは標識をあてにして着陸ターミナルを進んだが、上海からさらに外国に向かうトランジット乗客はどこに進んでいいのか分からない。
片言の英語で空港職員に訊ねると、案の定ここで
①入国審査
↓
②成田から届いた荷物の受け取り
↓
③シンガポール行きチケット発行とチェックイン、荷物預け手配
↓
④出国審査
が必要だという事を知った。
理由がわからないが、トランジットの空港で（空港を出るわけではないのだが）
出国＆入国審査が必要になるケースは初めてだ。
①私たちはおとなしく入国審査の列に並んだが
何しろ中国人、日本人他外国人でごった返して中々時間がかかった。
②何とか荷物を受け取って
③出発チェックインを。
何故か発券機でパスポートを照合してもチケットが発見できない。
（何度やっても座席が選択できない）
仕方なく近くの案内カウンターの人に事情を説明。
チケット情報が印刷されたらしい紙を渡され、近くのチェックインカウンターでこれを見せて対応を受けるように指示された。
そのチェックインカウンターの前は、日本人を含むあらゆる国の旅行者でものすごい行列だった。多分100人はゆうに超えていたと思う。
私とKちゃんは根気よく列に並んでいたが進みは遅く1時間半くらいかかった。
それでシンガポール行きの便に遅れてしまったのだ。
トランジット3時間位あったので、まさか乗り遅れる事があるとは思っていなかった・・。
既にシンガポール行きの便が出てしまった事を伝えられた私たちは
別の空港案内カウンターに泣きついた。
何とか同じシンガポール行きの次の便に乗せてもらえないだろうか？
が、なんと聞いたところによるとシンガポール便は次の便も、さらには翌日も翌々日も既に満席なのだという。
何とこのGW期間、日本だけかと思いきや中国圏も大型連休につき旅行者が多くなるのだとか・・。
これも想定外の読みだった。
なお経験上、フライトが満席続きでもキャンセル待ちスタンバイにエントリーして根気よく半日、1日と待つと、意外と乗れる事もある。
・・が、明日あさっての見通しが立たないままここで1日2日と費やすのはもったいないと思った。
しかも上海滞在の準備も予備知識も何もない状態で。
いっそ余分にお金がかかっても、近隣の行けそうな国へ行先を変更していくのがベストだろう。
続く。
