新橋OL「ときどき旅」日記

新橋OL、ときどき旅。唐突に人生論。日々の脳内整理と人生メモを兼ねて綴ります。

【台湾旅行201902】悲情城市 九份が舞台。歴史的事件が題材の悲しい映画



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悲情城市 二・二八事件を初めて知る

行きのバスでガイドさんが「二・二八事件を知っていますか?」と言った。
私も先輩も、他の参加者の人も知らなかった。

二・二八事件というのは、1947年2月28日に台湾の台北市で発生した抗議運動を発端に起こった悲劇だ。

中国国民党政権(外省人(在台中国人))による長期的な白色テロ、すなわち民衆(当時はまだ日本国籍を有していた本省人(台湾人)と日本人)弾圧・虐殺の引き金となった事件[1]。

1947年2月27日、台北市で闇タバコを販売していた本省人女性に対し、取締の役人が暴行を加える事件が起きた。これが発端となって、翌2月28日には本省人による市庁舎への抗議デモが行われた。しかし、憲兵隊がこれに発砲、抗争はたちまち台湾全土に広がることとなった。本省人は多くの地域で一時実権を掌握したが、国民党政府は大陸から援軍を派遣し、武力によりこれを徹底的に鎮圧した。

【引用:wikipedia

  

学生時代歴史で学んだ記憶がまったくないのだが、無知さを少し恥じた。

当時は国民党政権により台湾語を話す事が禁止されていて、本省人が差別・強く弾圧されていたのだろう。
台湾の人は本省人(台湾人 事件当時は日本国籍)、外省人(大陸出身者)の区別にいまも敏感なのだろうか。

今の台湾人は大半が北京語を話す。
私の同僚の台湾人の子は「私は台湾語を話せないけれど聞けば意味は理解できる」と言っていたっけ。

 

九份



30年も前に公開された映画「悲情城市」はこの九份を舞台にした二・二八事件が題材の映画。

 

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主演はなんとトニー・レオン
トニー・レオンが私も好きなので、後から映画についていろいろと調べてみたのだが
香港出身のトニーは台湾語が喋れないので喋れない聾者という設定にしたのだとか。

 

毎年2月のこの時期になると、台湾人は厳かな気持ちで事件への思いをはせる。
そして「悲情城市」は彼らがかしこまって襟を正して観る。そういう映画なのだという。

わたしもこれからだけれどいずれ襟を正して観てみようと思う。

 

 

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