
英語のツアーガイドつきだ。
地中海沿岸のまぶしい気候を感じながらローマ遺跡をめぐって、ケコワ島へのクルーズの途中で海を泳ぐ事ができる。
そのためエメラルドグリーンの海に沈んが海中遺跡がある。
地中海に沈んだ大理石の海中遺跡を横目に泳ぐなんて、なんてロマンチックなんだろう!
元々私たちは、日本からネットで現地の旅行代理店日本語サイトを見つけ、ツアーを見つけて問い合わせをかけていた。
申し込み人数により、当日の1週間前までに催行が決定されるそうなので連絡を待っていたが、結果的に人数が集まらず催行はされないことになった。
私たちは今回、何が何でもこのツアーに行きたい!というわけでもなかったので
アンタルヤについてから現地のホテルか旅行デスクで改めて現地ツアーを探してみるか、よさそうなツアーがなければビーチやハマムでのんびりする等、代わりのプランで過ごす事にした。
滞在は2日間ちょっとだし。
前日に現地予約
前日、アンタルヤのホテルにたどり着いてから散策しようと外を歩くと、1分程度で偶然旅行会社事務所を通りかかった私たち。
そこにいた愛想のよいスタッフのおじさまに呼び止められ、いろいろツアーを紹介してもらった挙句今回のツアーを選んでその場で申し込んだ。ラッキーだ。
↑UCAN TRAVEL AGENCY事務所
なおツアーは当日7:00AMにこの事務所に集合してバスにピックしてもらい、夕刻18:00PMに解散。
途中ランチとケコワ島へのクルーズを含む。休憩時の飲み物だけ別料金だそう。
価格は55ユーロ/1人。その場でクレジットカートで支払った。
ツアーの顔ぶれ
次の日7:00AMに私たちは事務所に集合し、おじさんの運転するミニバスに乗った。
ツアーはもっと大きなバスで移動する20人規模のものだった。
参加者は大半が年配のヨーロッパ人で、中東系と思われる若い男性3人連れも含まれていたがアジア人は私たちだけだった。
英語で案内をしてくれる現地添乗ツアーのマダムは、英語の他、ざっとトルコ語、ドイツ語、フランス語、ロシア語をしゃべっていた。
参加者に個別に話をする時は相手の出身国に合わせて自在に言語を操るマダム。
かっけーです。
バスでの移動は険しい山道や舗装状態のよくない道が多くかなり揺れた。
途中近くの席の、中東系の男性たちの一人が袋に吐いていた。
気分が悪いと観光を楽しむ余裕がまったくなくなるので、酔い止め薬は持って行ったほうが良い。(私も車酔いしやすいたちなのだが、あらかじめ飲んでいた薬に助けられた。)
ケコワ島 - Kekova Adasi 海中ローマ遺跡のある島
地中海沿岸カシュの港から、ボートクルーズを満喫しました。
これだよね~。これ!
ふんだんに注がれる紫外線に照らされた美しい海。望む沿岸の街並み。
風景にテンションが上がる!
「同じ海なのに潮のにおいもしないし、私らが知ってる三浦海岸とは全然違うよね~笑」と私たちは言い合った。
途中、時間にして15分間だったがあるスポットでボートを止めて、そこから自由に海に飛び込んで泳ぐ時間があった。
※このツアーでは泳ぎたい人は水着持参です。
いつかはケコワ島に上陸してみたいかも。
ミュラ - Myra 古代都市遺跡
団体ツアー向けレストランで昼食バイキングを済ませた後、もう1つのスポット「ミュラ」へ出かけた。昨日行ったアンタルヤ考古学博物館でも、このミュラからの出土品が多かったと思う。
岩をくりぬいて作られたネクロポリス(墓)が特徴的だ。
↑ローマ遺跡お約束の劇場。
ここに限らずトルコ南部のローマ遺跡にはしばしば劇場があり、現在もオペラやバレエなどの公演が行われていたりする。
音響や床の状態や設備など、遺跡の劇場ではパフォーマンスするうえで普通の劇場とかなり勝手が違うと思うがどうなんだろう?
↑個人的に今回の旅行のマイベストフォト(笑)
聖ニコラス教会 - St. Nicholas Church サンタクロースのモデルになった聖人
ツアーの見所の1つ聖ニコラス教会では、他のロシア語ツアーの団体を見かけた。
ここに祭られている聖ニコラスはこの地域の大司教を務め、数々の奇跡や救済の逸話を持っているという。

その横ではツアーガイドのマダムのほか観光客の女性数人が、頭にスカーフを巻き何回も十字を切ったり敬虔な様子で頭をたれていた。
あまりに敬虔な空気だったので写真撮影はできなかった。
ここを訪れる人には、巡礼のような感覚で来る信仰心の深い正教徒が多いのかもしれない。
↑こちらのほうがサンタクロースらしい像。
ツアー帰宅後は、アンタルヤ最後の夜なのでレストランで地元の魚料理をいただきました。
続く。