アンタルヤ考古学博物館 - Antalya Muzesi
私も海ちゃんも遺跡を見たりするのは好きなので、足とトラムを使って行ってみた。
カレイチからは約2km。
ホテルフロントに聞いてみると、ここまではトラムが一番効率よく行けるとの事。
そこでハドリアヌス門付近のトラム駅から乗車してトラムで向かった。
ここで乗車時に車掌さんからアンタルヤカードを購入した。
↑アンタルヤ市内の公共交通全般で使用できるそう。
入館料は20TL。
館内はトルコ語の他、英語訳での案内があった。
この博物館に限らずアンタルヤを訪れる日本人自体がまだまだ少なく、(アジア人自体が少ない)
滞在中私たちの他には1人も見かけなかった。
はるか昔の中学生ぐらいのころの歴史の教科書を思い出す。ザ・ヘレニズム文化の発祥ね。
紀元前の遺跡から出土したアクセサリー。
現代のアクセサリーと、デザインセンスや細工のクオリティが変わらないように見える。
ローマ帝国時代の大理石像もとにかく何十体も展示されていた。
クオリティもまちまちだ。
紀元前に精巧な彫刻技術があった事、また当時の人の美意識の高さ(+ヘタな作品もあったがそれはそれで味があった)にも感動したが
本当にすごいと思ったのは、バラバラに割れた大理石像のピースを1つ1つ立体パズルのようにちりばめて最大限復元された像が多くたくさんあった事。
これには発掘家(?)の執念すら感じた。
↑アンタルヤのいたるところにいる猫ちゃん。博物館土産屋の入口で。
地元の住民向けバザール
トラムを降りて寄ったのは、地元民向けの生活感あふれるバザール。
ちょっとしたショッピングセンターのような雰囲気なので旅行者の私たちもそうしつこく声をかけられる事もなかった。
いえ、かけられる事もあったがどの店の人も判で押したように「ニーハオ」。
アジア人観光客といえばまっさきに中国人だと思われるみたい。
私たちもつられて「ニーハオ」と返しつつひやかしを続けた。
ブランド物(偽)がとにかく多いのには笑ってしまった(笑)
シーシャ(水たばこ)の器具。
トルコ定番のお菓子屋さん。
ハドリアヌス門
言わずと知れたアンタルヤを象徴する(?)ローマ遺跡の一片。バザールからそう遠くない位置にある、カレイチ入り口にある。
絶えずカメラを構える外国人旅行者に囲まれていた。