新橋OL「ときどき旅」日記

新橋OL、ときどき旅。唐突に人生論。日々の脳内整理と人生メモを兼ねて綴ります。

【富士登山 201808】富士登山の記録(吉田ルート)前半



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前日の出発から登頂までの事をまとめてみた。
 

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①深夜1時 渋谷246号線沿いで仲間のレンタカーにピックしてもらう。
前日深夜メンバーの一人がレンタカーで都内を出発し、一人ひとりをピックしてから中央高速で山梨方面に向かうことになった。
向かうのは富士北麓駐車場。都内からは2~3時間程度だったと思う。
 
私以外のメンバー4人は都内在住で比較的渋谷方面に出やすい所に住んでいるので、
あらかじめ取り決めておいた時間に自宅付近のスポットで待機、私1人神奈川在住なので、終電の時間に渋谷駅まで電車で移動して、246号沿いに待機。午前1時台にピックしてもらった。
 
途中コンビニで朝食と、登頂の合間の休憩に食べる昼食を調達。
できるだけエネルギー効率がよさそうでかさばりにくいものがいいよねーという話になり、私を含めておにぎりをメインに買うメンバーが多かった。
 
私が買ったのは、ペットボトルのお茶1本と、
フルーツヨーグルトとおにぎり1個(朝食)、おにぎり2個(昼食)。
 
ちなみに今回ザックに準備した食料は、登山中にこまめに補給する行動食として
一口サイズのクリームサンドクラッカーの個包装が20個くらい入った袋詰めをあらかじめ準備して、ザックの取り出しやすい横ポケットにバラでいくつか突っ込んでおいた。
あとは山頂で食べる予定のカップラーメン1個。
 
飲み物はペットボトルで500ml×2本と、ちゃっかり脂肪燃焼効果を期待してペットボトル500mlのヴァームウォーター1本
今回はこの量が過不足なくぴったりだったと思う。
私はあまりたくさん水を飲むタイプではない女性。夏の富士山だし、成人男性であれば水2l以上はあったほうが良いと思う。
 
当たり前だけど山麓にはコンビニなんてないだろうし、富士山は観光スポットなので売店は多いかもしれないが、山で売っている食料は高いのが常識なので、できる限り山麓につくまでにそろえておいたほうがいい。
 
 
②深夜4時台 富士北麓駐車場着。準備して富士急行シャトルバスの切符購入&バス待ち
富士北麓駐車場では1時間ほどみんなで仮眠をとった後、いそいそと支度してバス切符売り場へ。

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チケットは往復で2,000円
 
ここから富士山5合目まで15分おきにシャトルバスが出ているのだが、切符売り場もバス乗り場も思った以上の混雑だった。日本一の山を見くびっていた私たち。
朝ごはんに買ったヨーグルトを待ち時間のバス停で流し込んでから、結局予定時間を30分ほどオーバーしてバスに乗車。
 
③早朝6時台 富士急行バスで吉田口へ出発(所要45分)
バスの中では爆睡した。うかつな事に、私は前日前もって仮眠する事もなく、
行きの車の中でもなかなか眠りにつけなかったので、この時点で体は徹夜明けのような状態になっていたと思う。(ただでさえ寝不足に弱い体なのに・・)
 
④早朝7時台 5合目吉田口から登山開始
ここの標高はすでに2305m。
そのためリーダーの提案で、体を慣らすために20分ほど時間をおいてから登頂開始することにした。

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5合目はお土産屋やトイレ、神社があって観光スポットのムードがあふれている。
 
【5合目~7合目】
登山道は渋滞まではしなかったものの登る人は多く、夏休みの子供を含む家族連れや外国人もよくいた。
既に標高が高いこともあり、富士山は普段見慣れた木が生えていない。
富士山の前にもいくつか山に登った事があったが、富士山は他の山と比べてとにかく傾斜がきつい事に驚いた。
登頂するまで途中でゆるやかになる事もなかった。
なるほどこれが標高日本一の登山道か~~!

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話に聞いてはいたけれど、火山だけあり砂利や砂でできている。
そして、土は赤土。だから富士山は赤富士って呼ばれたりするんだなーと激しく納得した。
 

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はるか向こうには八ヶ岳が。
足場は全体的に変化は少なかったが、傾斜のせいで疲れを感じるタイミングは早かった。
高山病が怖いので、時たま酸素吸引をしながら登るようにした。
そうそう、風と日差しが強いのでサングラスウィンドブレーカーには本当に助けられた。
 
 
【7合目~8合目】
このあたりから、寝不足による疲れと容赦ない筋肉疲労で私一人、早くもバテはじめた。
標高が高くなるにつ酸素が薄くなっていくせいか、疲れを感じると同時に自分の鼓動の速さをやたらと感じる。
 
登山中は小休憩をとるとやや疲れが回復してまたしばらく歩けるようになるものだが、今回は休んでも足がなかなか動かなくなってきた。
私、ちゃんと登頂できるかなー・・。
 
足を止めて酸素の缶を取り出して吸引すると、一時的に体が軽くなってまた歩き出せる事に気づいた。
やっぱり酸素が薄いと疲れやすくなるのかもしれない。
それとも元気になったのは酸素吸引のプラシーボ効果だろうか?
 
富士山は標高こそ日本一だけれど比較的登りやすい地形で、初心者で登頂する人も多いし軽装で登る人もたくさんいると聞いていたけれど思っていたより数倍きつかった(笑)
 
【本8合目~山頂】
一番時間がかかったのは7合目から8合目まで。標高はいつの間にか3,000mを超えていた。
やっと8号を過ぎたぞー・・と思いきや、てっきりその次は9合目かと思いきや「本八合目」と書かれている。なんだこりゃ。
しばらく8合目から抜けだせず、精神的に一番きつかった。
でも8.5号目、9号目と進むにつれようやくゴールが近づいていることを実感するようになり、ある程度無心のまま山頂まで向かう事ができた(意識がもうろうとしてただけか ^^;)
 
富士山のルートには絶えず山小屋があり水や吸引酸素やお菓子が売られているが、
だんだん上にいくにつれ値段が上がっていく。
高くなるほど運搬費用はかさむからね。山のお約束。
 
長くなったので登頂は次の記事で。
後半へ~続く。(キートン山田風)
 
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